父親ラットが運動不足だと「出生性比」と「生殖成功率」が変化する
運動不足は、生活習慣病や体力低下など、個人の健康問題としてよく知られています。
ところが「親の運動不足」が、生殖や子供たちにどう関係するのかは、ほとんど調べられていませんでした
そこで。研究チームは、ラットモデルを用いて、その疑問に答えようとしました。
まず雄ラットに8週間の活動制限を行い、意図的に「運動不足」の状態を作りました。
この8週間は、ラットで精子が作られて成熟する流れをほぼ一周カバーする長さです。
つまり、運動不足の環境で作られた精子が、受精に関わるように設計されています。
その後、通常の雌ラットと交配させ、産まれた仔の雌雄の数を記録しました。
さらに、運動不足の父親から生まれた第一世代(F1世代)も交配させ、次の世代で何が起きるかも確かめました。
別の実験群では精子を回収し、顕微鏡と解析装置を使って「どれくらい動くか」「どれくらい速く進むか」といった精子運動性を測定しました。
加えて、運動不足にした雄ラットの一部には、週末に回し車を置いて自発的に走らせ、精子の動きが戻るかも調べています。
その結果、運動不足の父親から生まれた仔では、出生性比が雌に偏ると判明。
また、父親の精子は動きが悪くなっていました。
次の世代(F1)にも、妊娠しにくさなどの影響が出ている可能性が見えてきました。
次項で具体的な結果を見ていきましょう。




























![よーく聞いてね!3つのヒントで学ぶ!どうぶつカード ([バラエティ])](https://m.media-amazon.com/images/I/51zT3OcliFL._SL500_.jpg)























