見た目:キモカワ系のインパクト
ハダカデバネズミはアフリカのサバンナに生息しています。体長は約10〜13cmほどで、ハツカネズミと同程度。哺乳綱齧歯目デバネズミ科ハダカデバネズミ属に分類されるげっ歯類で、ハダカデバネズミ属は本種のみです。
まず見た目ですが、一度見たら忘れられないようなルックスをしています。
毛がなく小さな目
「ハダカ」という名のとおり、シワシワでピンク色の毛皮のないボディ。そしてモグラのように地下生活をする生き物なので、同様に目が小さいです。
感覚器の役割を持つ大きな歯
毛がないだけなら、スフィンクスという種類のネコなどがいますよね。しかし、ハダカデバネズミを奇妙に見せるのは、「ハダカ」に加えて非常に大きな前歯を持っていること。なんと、1週間に5mmのスピードで伸び続けるのだとか。この歯はとても敏感で、周囲を知覚する感覚器の役割があります。
なので重要な器官とはいえ、毛のないシワシワの体に小さな目、大きな出っ歯と、一般受けするルックスとは言い難いです。