わずか90分で初心者レベルに成長!人間と同じく緩急に弱い
短時間で技術を身につけた卓球ロボですが、人間の初心者と同じように、速いショットや緩急をつけた戦法には対応できなかったようです。
チームは、卓球ロボがスローショットの返球に失敗することについて、次のようにコメントしました。
「ピンポン玉が遅い場合、ロボットアームは素早く動いて対応しなければいけません。
しかし実際は対応しきれず、空振りすることがよくありました。
これはアルゴリズムの欠点ではなく、ロボットの機械的な限界が原因です」
こうした限界があるにもかかわらず、チームはこの卓球ロボを「良いプレイヤー」だと考えています。
彼らは、「卓球ロボは一般的なプレイヤーにも劣っていないですよ。既に私たちと同じくらいの強さです」とさえ述べました。
確かに経験者やプロとは比べものになりませんが、遊びレベルには十分達しているように思えます。
評価すべきはその成長速度であり、今後も学習能力の向上に期待できるでしょう。