脳活動を意識させる脳トレで、認知機能が格段に向上!
比較試験には、健康な若年者60人が参加。以下の3つのグループに分かれます。
すべてのグループは、4週間(毎日20分)それぞれのゲームを行い、その前後で認知機能検査を受けました。
そして認知機能の変化量を算出した結果、グループ間で大きな違いが生じました。
NF脳トレを行ったグループは、通常の脳トレを行ったグループよりも、認知機能の変化量がかなり大きかったのです。
ちなみに認知機能は、注意・作業記憶・エピソード記憶の3項目に分けて検査されましたが、NF脳トレの変化量はすべてにおいて高い数値を示しました。
これらの結果は、脳活動をフィードバックする脳トレが、従来の脳トレよりもはるかに効果的であることを示しています。
脳トレのポイントは、「脳活動を高い状態に保ちながら行う」ことだったようです。
研究チームによると、この新しいNF脳トレは自宅でも簡単に実施できるとのこと。
将来的には、高齢者の認知機能の維持・向上のためにも活用できるでしょう。