頭に置くだけで身長を測定できる「キコ」
体重は、体重計に乗るだけで簡単に測れます。
しかし身長を測るのは案外面倒です。
誰かに協力してもらい、「身長と同じ高さにチェックを入れてメジャーで図る」という方法くらいしかありません。
もちろん、「家の柱に傷をつけていき、子供の成長を実感する」という昔ながらの方法には、後から子供の成長を振り返れるというメリットもあります。
しかし、賃貸マンションやアパートを利用する多くの家庭では、このような建物に傷をつける方法を実践できません。
そこでマグパイテック社は、簡単に身長測定できるデバイス「キコ(Kiko)」を開発しました。
キコは片手で扱える小さな身長測定器であり、使い方が非常にシンプルです。
まず、キコを床に置いてボタンを押し、次に子供の頭の上にキコを置いて、もう一度ボタンを押すだけです。
これだけで1.5mm以内の誤差で子供の身長が液晶画面に表示されます。
キコはレーザーによる測定技術を利用しています。
ボタンを押すと上向きにレーザーが発射され、天井に反射して戻ってくるまでの時間を算出。キコと天井までの正確な距離を測れます。
床と頭の上から天井までの距離をそれぞれ測ることで、子供の身長を算出できるのです。
またキコには、揺れや傾きを自動で補正する機能が備わっています。
そのため子供や大人が自分だけで身長を測ることも可能です。
さらに測定した身長は、Bluetoothでユーザーのスマホにある成長記録アプリに送信できます。
1回の充電で約2000回も測定できるため、繰り返し記録して、子供の成長を楽しめるでしょう。
現在、キコはクラウドファンディングサイト「Kickstarter」にて支援募集中です。
99ドル(1万2700円)の支援で、キコと成長管理アプリを入手できます。
手軽に子供の成長を記録したい方はぜひチェックしてみてくださいね。