総質量は「家畜>人間>野生哺乳類」だった
分析の結果、それぞれの総質量は以下の通りでした。
- 人間:3億9000万トン
- 野生の陸生哺乳類:2000万トン
- 野生の海洋哺乳類:4000万トン
- 家畜:6億3000万トン
まず人間全ては野生哺乳類全てよりもはるかに重いと分かりました。
野生の陸生哺乳類の総質量は2000万トンと最も軽いですが、その中のたった10種がそれら総質量の40%を占めています。
ちなみに野生の陸生哺乳類1位は、ディズニー映画「バンビ」で知られるオジロジカであり、その次にイノシシとアフリカゾウが続きます。
野生の海洋哺乳類が4000万トンですが、その中の1位はナガスクジラであり、2位はマッコウクジラです。
そして地球上の哺乳類で最も重いのは、家畜でした。
人間よりも野生哺乳類よりも、その合計よりも、圧倒的に家畜の質量が大きいのです。
家畜の総質量の大部分を占めるのは、「ウシ」の4億2000万トンであり、これだけでも人間の総質量を超えています。
また飼い犬の総質量は、野生の陸生哺乳類の総質量に匹敵するようです。
では、これらの結果から、生態に関してどのようなことが分かるでしょうか?