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「スイカの食べ過ぎ」が命取りになる人の特徴とは (2/3)

2026.07.06 07:00:15 Monday

前ページ「腎臓」の働きが弱まると何が起こる?

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スイカの食べ過ぎで「高カリウム血症」になる

スイカは果肉の90%以上が水分であり、添加物だらけの加工食品や高脂肪のファストフードなどに比べると、健康上に何の害悪もないように思われます。

しかし、腎臓が悪い人にとっては致命的になる可能性があります。

その原因となるのが、スイカに豊富に含まれている「カリウム」です。

カリウムは、すべての細胞の正常な機能を維持するのに必要なミネラルです。

細胞内の体液量の調節や心臓の鼓動の調節、筋肉の収縮や神経刺激の伝達など、人体の活動に欠かせない役割を担っています。

腎臓の悪い人はスイカの摂取が命取りに?
腎臓の悪い人はスイカの摂取が命取りに? / Credit: canva

一般成人の正常な血中カリウム濃度は3.6〜5.2mmol/L(※)です。

(※ 1mol/Lは溶液1Lに溶けている物質量の単位で、1mmol/Lはその1000分の1の単位)

腎臓がちゃんと機能していれば、多くのカリウムを摂取しても尿と一緒に排出されて、血中のカリウム濃度のバランスを保つことができます。

ところが、慢性腎臓病のように腎臓の働きが悪くなっていると、カリウムが尿として排出されず、体内にどんどん溜まっていきます。

そして血中カリウム濃度が5.5mmol/L以上になると起こるのが「高カリウム血症」です。

高カリウム血症になると筋肉が正常に収縮しなくなり、手足の痺れ、嘔吐などの胃腸症状、体に力が入らない脱力感、そして心臓の働きに異常が出る不整脈や、最悪の場合は心停止に陥る恐れがあります。

つまり、腎臓の悪い人がスイカを食べ過ぎるとカリウムが体内に蓄積して、高カリウム血症を引き起こすリスクが高まるのです。

次ページ腎臓病の患者が、毎晩スイカを食べ続けた結果…

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