イギリスにおいて「キリスト教」、「イスラム教」、「ユダヤ教」のグループが集結し、“21 for 21 project” の発足を祝いました。
“21 for 21 project” とは「21世紀における21人のリーダー」を見つけるためのプロジェクトであり、異なる宗教間の理解や協力を進められるような若いリーダーの出現が期待されています。
プロジェクトの発起人である “Jewish News” の編集者ジャスティン・コーエン氏は、「異なる宗教コミュニティが絶えず対立しているといったイメージが世界中に広がっていますが、それは必ずしも事実であるとは限りません」と述べ、このプロジェクトの意義について語ります。
21人の内訳は、キリスト教7人、イスラム教7人、ユダヤ教7人と各宗教で同数になっており、多くの候補者の中から選定される予定です。審査委員会によって選出される候補者ですが、コーエン氏によれば、様々なバックグラウンドを持つ候補者が選出されるとのこと。また、候補は7月16日に締め切られます。
コーエン氏はさらに、「この運動が音楽、アート、政治などの様々な分野にまで広がり、彼らがリーダーとして革新的な行動を起こしてくれるかもしれません」として、このプロジェクトの影響力に期待を寄せています。
21人のリーダーたちは、ロンドンのランベス宮殿におけるレセプションパーティーにて発表され、その様子は各宗教のメディアによって取り上げられる予定です。
via: independent / translated & text by なかしー
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