「こんなゲーム機があったら……」アーティストの奇想天外なアイデアが現実に!
プレイステーション(PlayStation、PS、初代PS)は、ソニーが1994年に発売した初の家庭用ゲーム機で、3DCGやCD-ROM媒体の採用によって、ゲーム業界に革命をもたらしました。
『ファイナルファンタジーVII』や『ドラゴンクエストVII』など数々の名作を生み出し、全世界で1億台以上を売り上げた伝説的ハードです。

2000年には次世代機であるプレイステーション2が発売されましたが、それ以降も初代PSは小型版である「PS one」として2005年まで生産されました。
発売当時を知る人は、「ゲーム機といえば初代PS」と感じている人も少なくないでしょう。
そんな名機に、突如“カニ”という全く異なる生物の要素が追加されたのは、ひとりのアーティストの発想からでした。
アーティストのAnh Dang氏が描いた「カニの形をしたプレイステーション」のイラストは、インターネット上で注目を集めました。
I also turned my Playstaceans into a print. I couldn’t pick one so I put them both on the same page 🥹 pic.twitter.com/wmQepBBSbM
— Anh Dang (@anhdangerous) October 13, 2024
その可愛らしい姿は、「もしこんなゲーム機が本当にあったら面白いよね」という想像を掻き立てます。
そしてその“空想”を“現実”に変えてしまったのが、モノづくり系YouTuberのGingerOfOz氏です。
彼はこのイラストを見て「これは作れるかもしれない」と考え、「Playstacean」という名前を与えたカニ型のゲーム機を、自らの手で再現することを決意したのです。
このプロジェクトは、ゲームという娯楽の枠を超え、アート・工学・創造性の融合という新しい価値を生み出す挑戦となりました。