新カプセルが朝、昼、夜にそれぞれの薬を放出することに成功
研究チームは、このタイマー付きカプセルを使った試験で成功を収めています。
試験に用いられたのは、パーキンソン病の治療薬「レボドパ」です。
パーキンソン病の患者は、運動機能の維持のために、1日に何度も時間を空けてレボドパを服用しなければなりません。
そして試験では、レボドパを3つの色に染めて、それぞれを溶解時間をずらしたバリアの中に入れました。

胃の状態を模擬した実験では、最初の区画のレボドパは速やかに放出されましたが、他の2つの区画からは時間の経過と共に段階的放出されることが確認できました。
研究チームは、1種類の薬だけでなく、複数の薬を用いることも可能だと述べています。
たとえば、「朝にアスピリン、昼にβ遮断薬、夜にコレステロールを下げる薬」といった具合です。
もちろん、このカプセルを実際に用いるためには、さらなる研究が必要です。
しかし、これらが順調に進めば、薬の管理は簡略化され、「服薬を忘れたせいで病状が悪化する」というリスクを大幅に減らすことができます。
「複数の病気を患っていても、朝にカプセルを1つ飲むだけで安心」
そんな便利な世界は、すぐ近くまで来ているのかもしれません。
常に同じ量の薬を飲む人はいいかもしれないですけど、体調なんかに合わせて飲む量変えないといけない人には向いてないですね。
私がこれで薬飲んだらオーバードーズで病院に運び込まれちゃいますね。
歯を抜いたときの抗生物質や普段飲んでる整腸剤も処方どおり飲んだら体調崩しますからね。
どのへんが一番いいのかって自分にしか分からないので。
万人向けのものではないですね。