将来を考えるきっかけは“先生と親”
では、子どもたちはどうして「進路について深く考える」ようになるのでしょうか?

図表によると、「尊敬できる先生がいる」と答えた子どもたちは、進路を深く考えた経験を持つ割合が高い傾向がありました。
また、「課題研究や探究学習に参加している」子どもたちも、進路意識が高いことがわかりました。
さらに、家庭では「両親とよく会話をしている」ことも、進路探究の促進要因になっているようです。
つまり、子どもたちの将来意識は、「大人との対話」と「探究体験」によって育まれる可能性があるということです。
ロールモデルの紹介やキャリア教育の機会を通じて、子どもたちが多様な将来像を描けるような環境づくりが大切だと分かります。