圧巻の4冠!ユニツリー「H1」が見せた実力
「World Humanoid Robot Games」において、ユニツリー社は、「1500m走」「400m走」「100m障害物競走」「4×100mリレー」という4種目で金メダルを獲得しました。
特に1500m走では、人型ロボット「H1」のパフォーマンスの高さが話題になっています。
Unitree Strikes Double Gold on Day One🥇🥇🏃
The First World Humanoid Robot Games
Unitree takes first place in all Day-One races
1500m track race — 6:34.40 (Unweighted)
(Unitree H1 humanoid robot — the same model featured in the Spring Festival Gala)
400m track race — 1:28.03… pic.twitter.com/V1BPoNQMMP— Unitree (@UnitreeRobotics) August 15, 2025
軽快なステップでリンクを周回し続け、スムーズかつ安定した動作は、まさに人間に匹敵するレベル。
競技中に転倒するロボットも多い中、H1は一度もバランスを崩さず、6分34秒という記録で堂々の1位に輝きました。
SNSでは「機械の未来を感じた」とのコメントも多数寄せられました。
では、圧巻のパフォーマンスを見せてユニツリーH1とはどんなロボットなのでしょうか。
ユニツリー(Unitree Robotics)は、中国・杭州を拠点とするロボットメーカーで、特に四足歩行ロボット「Go1」シリーズなどで知られています。
今回の主役「H1」は、同社が開発した初の本格的な二足歩行型ヒューマノイドロボット。
身長178cmという人間に近いプロポーションを持ち、脚・腕・胴体を合わせて22の自由度を備えています。
さらに、27の自由度をもち、関節に搭載されたトルクセンサーによって精密で複雑なバランス制御が可能です。
滑らかな歩行や走行が可能で、今回の競技中に達成された最高速度は4.78m/sでした。
なお、次回の「世界人型ロボット競技会」は2026年8月に再び北京で開催される予定とのこと。
技術の進歩によって、より高度な競技や、さらに人間に近い動きが見られるようになるかもしれません。
次の競技会では、どんなロボットが登場するのでしょうか。H1のライバルも気になりますね!