あなたが「じゃんけんで負ける」理由

「じゃんけんで負けが続くと、次こそ勝とうとつい相手の過去の手を考えすぎてしまう…」そんな経験はないでしょうか。
勝負に敗れた後、人は「今度は出す手を変えてくるかも?」と相手の前回の出し手をつい意識してしまいがちです。
実はこれこそが落とし穴なのかもしれません。
誰もが知る単純な運試しゲームと思われがちなじゃんけんですが、その裏側には人間の意思決定の不思議が隠れているのです。
本来じゃんけんは完全にランダムに手を出すのが最善策とされています。
お互いにどの手を出すか読めないようにするのが、理論上もっとも負けにくい戦略だからです。
しかし人間はなかなかそれができません。実際これまでの研究でも、じゃんけん中に人は偏ったパターンや戦略をとることが分かっています。
典型的なのは「グー」を出しすぎてしまう傾向や、同じ手を連続で出さないようにする傾向、あるいはグー・チョキ・パーを順番にローテーションする癖です。
要するに、人は本当の無作為(完全なランダム)には程遠く、知らず知らずのうちに認知バイアス(かたより)を抱えてしまうのです。
もしあなたがグーを10回連続出して10回連続で負けてしまったら、次もまたグーを出す勇気が出るでしょうか?
相手が人間ならば一考の価値はあるかもしれませんが、手が完全にランダムなじゃんけんマシン相手でも、11回目にまたグーを出せる人はほとんどいないでしょう。
そうなると負けが続いた人は次はパーかチョキを選ぶことになります。
もし相手が「歴戦のじゃんけん戦士」や「人のクセを学ぶAI」なら、そんなあなたの心の偏りを読んで勝率を上げるように行動するでしょう。
こうしたバイアス(傾向)やクセは、読まれれば勝率が下がる原因でしかありません。
このような人間のクセはこれまで心理学や行動経済学でも指摘されてきましたが、では脳の中ではどんなことが起きているのでしょうか。
そこで西シドニー大学の研究者たちは、対戦中の2人の脳を同時に測る実験に挑みました。
これまで脳活動の研究は一人の被験者に注目することが多く、実際の対戦のようにリアルタイムで競い合う状況で、両者の脳がどう動くのかはよく分かっていませんでした。
研究チームの狙いは、「勝つ脳」と「負ける脳」の違いを可視化し、勝敗を分ける思考のパターンを探ることです。
果たして本当に、脳の使い方の違いで勝敗が変わることなどあるのでしょうか。
























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