嘔吐物から甦った「新種の翼竜」
今回の化石は、白亜紀前期(約1億1000万年前)の地層から発見された嘔吐物の化石です。
そしてその内部に、翼竜2個体分の顎片と4匹の魚が押し固められるように保存されていました。
研究チームはまず、この不自然な骨の密集状態と、魚がすべて“頭を同方向に向けて”配置されている点に注目しました。
この特徴は、現代の魚食性の鳥類が消化できなかった骨をまとめて吐き戻す「吐き戻し現象」とよく似ています。
さらに、翼竜の顎骨の一部には噛み砕かれた痕があり、消化による腐食がほとんど見られないことから、捕食者が食べてすぐに吐き出した可能性が高いと判断されました。
そして、この嘔吐物の中に含まれていた細長い顎の断片や極端に細かい歯の特徴を詳細に調べたところ、それが既知のどの翼竜とも一致しない「新種」であることが明らかになりました。
そこでチームは、新種の翼竜を「バキリブ・ワリッザ(Bakiribu waridza)」と命名しています。
【新種の復元イメージがこちら。背景にいる恐竜は、翼竜を食べたとみられる捕食恐竜】
バキリブ・ワリッザの顎は非常に細長く、1センチに17本以上という密度で細い歯が並びます。
推定される総歯数は上下左右を合わせて400本以上。
歯の断面が四角形に近い「櫛のような歯」をしており、この特徴は既存のどの翼竜にも見られないもので、この種が高い濾過能力を持つ特殊な生態に適応していたことを示唆します。

























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