画像
Credit: canva
health

冬は要注意!「入浴中の死亡事故」が起きやすい条件とは? (2/2)

2025.12.08 07:00:39 Monday

前ページなぜ冬に「入浴中の死亡」が増えるのか?

<

1

2

>

「室温」と「体表温度」が予防のカギ

チームはさらに一歩進んで、気象情報や人口データを使った「入浴危険度予測AI」を開発しました。

機械学習によるモデルは、翌日の平均気温や地域特性から、入浴中の死亡リスクを一定の精度で予測できるといいます。

重要な要因として、地域の人口規模や平均気温が挙げられ、湿度や気圧はあまり影響しないことも分かりました。

今後は天気予報と連動した「危険度アラート」など、実用化への期待も高まっています。

では、私たちが日々できる予防策は何でしょうか。

疫学調査データによると、外気温や室温が低い環境では、人はどうしても熱いお湯・長時間の入浴を選びがちになり、これが血圧の急変や意識障害の原因となります。

しかし、室温を上げたり、入浴前に体表温度(手首などの皮膚温)を高めたりすることで、熱すぎる湯や長湯を避ける傾向があることも分かっています。

つまり、脱衣所や浴室をしっかり暖め、入浴前に軽く体操や足湯をして体を温めておくといった「温度対策」が、最もシンプルで現実的な予防になるのです。

また、高齢者や一人暮らしの方には、元旦や寒波の日など“危険度の高いタイミング”で周囲が声かけをする、家族で入浴時間を見守るといった「小さな見守り」も大きな効果が期待できます。

「冬の風呂は危険」と聞くと身構えてしまうかもしれません。

しかし、入浴そのものは健康に良いものです。

大事なのは、急激な温度変化にさらされないようにすること。

ちょっとした室温調整や見守り、気象情報への注意で、入浴タイムのリスクは大きく下げることができます。

日本人の「お風呂文化」を安全に楽しみ続けるために、最新の研究が教えてくれる“ひと工夫”を、この冬から実践してみると良いかもしれません。

<

1

2

>

冬は要注意!「入浴中の死亡事故」が起きやすい条件とは? (2/2)のコメント

ゲスト

そんなに死んでたの!?餅とかを喉に詰まらせ窒息死する事故の件数は毎年4000件以上と言われてるけど、あれの4~5倍危険なのか

ゲスト

ミポリン…

鈴木

期と紙でできたラビットハッチと揶揄された日本家屋建築居住者が減り、気密性の高い高層住宅やプレファブリック住宅が多くなったので、浴室・その前室やトイレの室温管理ができる環境に住む方が増えている一方で、温度激変に影響を受けやすい高齢者人口が全人口の35%前後に達しましたので、統計上は事故件数の数字が落ちないように想像します。
関東から東北にかけては、あつ湯を好む文化があり、西日本に比べて気温が低めで、(JIS Z8071の高齢者特性を見ると)皮膚の温度感覚が年齢とともに鈍くなるそうですから、温度差にかかる警戒感・痛みや苦しさを感じにくいのかもしれません。
加藤茶さん、普段は真っ裸でトイレするそうですが、以前の福島ロケで体調に異変が起こり、午後の温泉ロケで悪化して病院に担ぎ込まれたというのは、東北のキケンな風土に当たったということでしょうか

コメントを書く

※コメントは管理者の確認後に表示されます。

0 / 1000

人気記事ランキング

  • TODAY
  • WEEK
  • MONTH

Amazonお買い得品ランキング

スマホ用品

健康のニュースhealth news

もっと見る

役立つ科学情報

注目の科学ニュースpick up !!