アンモナイトは隕石衝突を生き延びていた?
約6600万年前、直径10キロメートル級の巨大隕石が現在のメキシコ・ユカタン半島に衝突し、地球上の生物の約75%が絶滅しました。
この出来事は「白亜紀–古第三紀境界(K–Pg境界)」として知られています。
アンモナイトも、このとき完全に姿を消したと長年考えられてきました。
ところが、デンマークのスティーブンス・クリントと呼ばれる海岸の断崖では、K–Pg境界のすぐ上に位置する地層からアンモナイトの化石が見つかっています。
【発見されたアンモナイトの画像がこちら】
問題は、それらが本当に「隕石衝突後に生きていた個体」なのか、それとも古い地層から崩れ落ちて再び埋もれた「再堆積化石」なのかという点でした。
今回の研究では、この疑問を解くため、化石の見た目だけでなく、殻の内部を埋める微細な堆積物まで詳しく調べています。
その結果、殻の中の泥には、隕石衝突後の時代に特徴的な海綿動物の微小な骨針が多く含まれていることが分かりました。
一方、衝突以前の地層に多いコケムシ類はほとんど見られませんでした。
























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