「ゾンビ」の木を救うことはできるのか?
Rhodamnia zombi は、特別感染に弱かったのでしょうか。
そうではありません。
研究チームは、Rhodamnia zombi と同じグループに属する他の樹木についても調査を行いました。
その結果、別の種である Rhodomyrtus psidioides では、野生に残っていた成熟した木の集団がほぼ崩壊してしまったことが確認されました。
さらに Rhodamnia rubescens では、少なくとも3つの集団のうち1つが著しく衰退しており、残り2つも新しい芽に Myrtle Rust の症状が出ている状態だと報告されています。
このことは、Myrtle Rust が「Rhodamnia zombi だけを狙っている病気」ではないことを意味します。
同じ系統に属する複数の亜熱帯雨林の樹種が、そろって新しい芽を出せなくなり、世代交代そのものが止められつつあるのです。
研究者らは、「同様に深刻な影響を受けている樹木が17種あり、何の対策も取らなければ、それらが1世代のあいだに絶滅してしまうおそれがある」と警告しています。
では、このまま完全消滅してしまうことは避けられないのでしょうか。
現在分かっている範囲では、Rhodamnia zombi の野生集団の中に、はっきりと Myrtle Rust に強い個体や、まったく感染していない個体群は見つかっていません。
そのため、自然に任せて「たまたま強い木だけが生き残る」という展開は無いように思えます。
それでも、研究者たちは「希望はある」と述べています。
その根拠は、Rhodamnia zombi を含む Rhodamnia 属全体の遺伝子の広がりにあります。
同じ属や近い仲間の植物の中には、Myrtle Rust にある程度耐えられる個体が見つかっており、このグループの植物が遺伝的にまったく対抗手段を持っていないわけではないことが示されているのです。
そこで論文では、Rhodamnia zombi を含む、絶滅の危機にある樹木を救うための「再生戦略」が提案されています。
その中心となるのは、野生で感染する前の枝を確保して安全な場所で育て、次の世代の中から Myrtle Rust に強い個体を選び出すことです。
最終的には、そうして得られた耐性のある系統を、再び森に戻すことが目標とされています。
すでにオーストラリアでは、クイーンズランド州やニューサウスウェールズ州の施設で Rhodamnia zombi の挿し木や苗が育てられており、サンシャインコースト内陸部のナーサリーなどでも、Myrtle Rust に気を配りながら栽培が続けられています。
研究者自身も「うまくいくかどうかは分からない野心的な作戦だ」と認めていますが、何もしなければ「生きた屍」のまま終わってしまうこともはっきりしています。
新たに「ゾンビ」と名付けられたこの木が、「ゾンビ」から脱するのか、それとも消滅してしまうのか、今後が気になるところです。




























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『新種だが絶滅危惧種』ってもさ、もうずいぶん前から超小型サイズや深海地中などを除けば、現生生物で報告される新種は極レアな絶滅一歩手前ばかりじゃないですか
I was deeply moved by this article. Saving even a single life is an extraordinary challenge, and yet the effort to protect an entire species—even just one—requires immense dedication. In the case of plants, the results of such work may not even be visible within one human lifetime. I truly admire the researchers in Australia who continue to take on this difficult and meaningful challenge, and I would like to send them my heartfelt support.
As a Japanese person, I am not entirely sure if my English is perfect, but I wrote this message in English in the hope that it conveys my support as one of many people cheering for your work. I sincerely wish you strength, success, and wonderful outcomes from afar.
この記事を拝見して感銘を受けました。
一つの生命を救うだけでも大変なのに、その種全般を、たった一種類でも救う努力は、特に植物などに至っては、自分の一生分の長さを使ってもその成果を確認できないかもしれないのですから、本当に大変な挑戦だと思います。それにもかかわらず挑戦されるオーストラリアの研究者の方々には心よりエールを贈りたいと思います。
私は日本人なのでこの英語が正しいかどうか分かりませんが、応援していると分かって貰えればいいなと思います。皆さんのご健闘と良い成果を遥か彼方から祈っています。