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Credit:Generated by OpenAI’s DALL·E,ナゾロジー編集部
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簡単な脳トレで「認知症リスクが25%減少」すると判明 (2/2)

2026.02.11 07:00:12 Wednesday

前ページ20年追跡で分かった「効いた脳トレ」とは何か

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実際に何をする脳トレなのか、なぜ注意が必要か

では、「処理速度トレーニング」とはどのようなトレなのでしょうか。

研究で使われた課題は、パソコン画面上のさまざまな位置に一瞬表示される車や道路標識などの刺激を、できるだけ素早く正確にクリックするというものです。

刺激の表示時間や難易度は、参加者の成績に応じて自動的に調整されます。

いわば「反応の速さ」と「視野の広さ」を同時に鍛える課題です。

研究者自身も、なぜこの脳トレだけが効果を示したのかは断定していません。

ただ、こうした課題が脳内の情報処理や注意に関わるネットワーク、つまり「脳のつながり」に影響した可能性があると議論しています。

一方で、この結果を過大評価すべきではない点も明確です。

効果が確認されたのはこの特定の課題を、決められた形で実施した場合に限られます

市販の脳トレゲーム全般に同じ効果があると示されたわけではありません。

また、診断は医療記録に基づくもので、すべての認知症ケースを完全に捉えているとは限らないという限界もあります。

それでも注目すべき理由

それでもこの研究が注目されるのは、無作為化比較試験という信頼性の高い方法で、20年という非常に長期の追跡を行った点にあります。

「たったこれだけで認知症を防げる」と言える段階ではありませんが、将来の予防法を考えるうえで重要なヒントを与えているのは確かです。

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