実在の犯罪コンテンツは「悪意ある発想」を強めるのか?
これまで心理学では、暴力的なコンテンツが人に与える影響について多くの研究が行われてきました。
とくに、映画やゲームなどのフィクションにおける暴力表現は、攻撃的な思考や感情とどう関係するのかが長く議論されてきました。
一方で、実在の犯罪を扱う人気コンテンツ、いわゆる true crime については、意外にも詳しい検証があまり進んでいませんでした。
論文では、true crime がテレビ番組やポッドキャスト、本、SNS などを含む、現実の暴力事件や殺人事件を扱うジャンルとして説明されています。
ここで研究者たちが注目したのが、「悪意ある創造性(malevolent creativity)」という概念です。
これは単に攻撃的であることとは少し違います。
相手を傷つけたり仕返ししたりするために、独創的で、しかも害のある方法を考え出す力のことです。
研究チームは、実在の犯罪を扱うコンテンツに多く触れることで、こうした発想が強まるのかどうかを調べました。
第1の研究では、160人の参加者がオンラインで調査に参加しました。参加者は、true crime をどれくらい見たり聞いたりしているか、どれくらい攻撃性が高いかを質問票で答えます。さらに、一般的な言語的創造性を測る課題にも取り組みました。
そのうえで、研究の中心となる課題が行われました。
参加者は、たとえば「同僚に大切な本を汚された」「お金を払う約束を破られた」といった不公平な場面を想像し、相手に仕返しする方法をできるだけ多く考えるよう求められました。
回答は、アイデアの数、有害さ、独創性という観点から評価されます。
続く第2の研究では、307人が参加し、より詳しい検証が行われました。
こちらでは、抑うつ気分、フィクションのホラー嗜好、その他のメディア嗜好も測定され、一般的な創造性の代わりに、不安やストレスのある場面で状況を前向きに捉え直すための発想力も調べられました。
こうした分析の結果、まず見えてきたのは、true crime の消費量と悪意ある創造性のあいだに、強く一貫した関係は見られなかったということです。
つまり、実在の犯罪を扱うコンテンツに多く触れている人が、ただちに「より巧妙で有害な発想」をしやすくなるわけではありませんでした。
いったいなぜでしょうか。より詳しい結果を見ていきましょう。

























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