反対に死亡率が高く、約3分の1が作中で命を落とす
善人として描かれやすい一方で、映画の地質学者は非常に危険な運命をたどります。
研究によると、登場した地質学者202人のうち69人が作中で死亡していました。
割合にすると約34%です。
つまり、映画に登場する地質学者は、3人に1人ほどの確率で生き残れない計算になります。
死因として最も多いのは殺人でした。
次に、火山、クレーター、ラハールなどの地質現象による死、さらに宇宙人や地球外存在による死が続きます。
地質学者は、映画の中で「地球の危険な現場」に呼ばれがちな職業です。
そのため、噴火、地震、隕石、地下空間、謎の鉱物、未知の生命体など、物語を盛り上げる危険と接触しやすくなります。
調査対象となった映画には、たとえば『ダンテズ・ピーク』『ボルケーノ』『アルマゲドン』『オーシャンズ13』などが含まれます。
特に『ダンテズ・ピーク』は、1本の映画に7人もの地質学者が登場する作品であり、研究者たちのお気に入りでもあります。
また、地質学者が登場する映画は、ジャンルとしては冒険映画、ドラマ、アクション、SFに多く見られました。
いずれも、主人公たちが日常から離れ、危険な場所へ向かうジャンルです。
一方で、ミュージカルやアニメーション、ニュース映画、歴史映画では、地質学者の登場は少なめでした。
この研究では、映画における地質学者像の偏りも明らかになっています。
女性の地質学者は全体の11%にとどまり、非白人の地質学者はさらに少数でした。
近年は女性地質学者の割合が増えつつあるものの、映画の中の地質学者像は、まだ現実の多様性を十分に反映しているとは言えません。
それでも全体として見ると、地質学者は映画の中でかなり好意的に描かれています。
彼らは悪の科学者ではなく、危険を前にして知識を使い、人々を助けようとする存在です。
ただし、その善良さは必ずしも生存を保証してくれません。
映画の世界では、地質学者は「いい人」だからこそ危険な現場に向かい、そこで命を落とすことも多いのです。
今回の研究は、映画に登場する地質学者をまじめに数え、分類し、分析したユニークなものです。
その結果、地質学者は映画の中で善人として描かれやすい一方、死亡率がかなり高い職業として扱われていることが分かりました。
地層を読み、火山を見つめ、地下の異変を察知する地質学者は、物語を動かすにはうってつけの存在です。
しかし映画の中でその専門知識を発揮するには、しばしば命がけの現場に足を踏み入れなければならないようです。



























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