約2万通りから「最も見えにくい部品配置」を探し出す
単に期待を高速回転させるだけだと、複数の部品が同じ軌道を通ることで、像が重なって濃い同心円が生まれます。
そこで研究チームは、モーター、プロペラ、制御基板、2個のバッテリー、カウンターウェイトの位置や角度を変え、安定飛行に必要な10種類の条件を満たす約2万通りの設計を計算機上で得ました。
次に10種類の上下方向の角度ごとに、1回転を120分割して画像化し、その平均から動きによるブレ・残像を再現。
その像を100種類の背景に重ね、人間の画像類似判断と比較的よく合う指標で、背景との差を評価しました。
さらに可視性スコアが低かった500種類のデザインを選び、部品の位置や向きを微調整しました。
最終設計では、部品を回転中心から離し、異なる高さや角度へ分散させることで、回転時の像が同じ場所へ重ならないようにしています。
一見すると不規則な配置ですが、回転すれば濃い輪郭が薄まり、全体が淡い半透明の雲のように広がるのです。
こうして完成したファントムツイストは、一般的なクアッドコプターに比べて「約10倍見えにくい」と説明されています。
また、実際に製作した3種類の試作機は、いずれも約10分間の安定したホバリングを行えました。
もちろんプロペラ音は大きく、明るい場所ではちらつきが見える場合もあります。
それでも、人間や動物に与える視覚的な影響を抑えられるなら、野生動物の観察や環境調査、インフラ点検などに役立つ可能性があります。
このように「ファントムツイスト」は、透明な素材を使うのではなく、人間の「見え方」から逆算して姿を薄くした、新しいタイプのドローンなのです。






























むかしウルトラマンで見たなぁ🤔
おもしろい。何かいる!というかんじでしょうかね。音はどれほどするのかしら。