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※ 画像はイメージです/ Credit:Generated by OpenAI’s DALL·E,ナゾロジー編集部
history archeology

1776年に手書きされた「アメリカ独立宣言書」のコピーを新発見

2026.08.17 12:00:51 Monday

アメリカ史に残る重要文書が、意外な場所から姿を現しました。

米メイン州ウェルズの町書記官事務所で、職員が古い町の記録を調査していたところ、手書きで写された「アメリカ独立宣言」のコピーが見つかったのです。

しかも、後世になって作られた複製ではありません。

独立宣言が採択されたまさにその1776年7月、当時の町書記官ナサニエル・ウェルズ(Nathaniel Wells)が、町の公式記録簿に自ら書き写したものでした。

なぜアメリカ独立宣言が、遠く離れた町の記録簿に手書きで残されていたのでしょうか。

Handwritten copy of the Declaration of Independence discovered in Maine https://www.popsci.com/science/handwritten-declaration-of-independence-maine/

「すべての人間は平等である」アメリカ独立宣言とは?

アメリカ独立宣言は、北米のイギリス領13植民地がイギリスからの独立を宣言した歴史的文書です。

18世紀後半、イギリスは戦費などを賄うため植民地への課税や統制を強めましたが、植民地側では「代表なくして課税なし」という反発が高まっていきました。

やがて1775年には、イギリス軍と植民地側の武力衝突が始まり、独立を求める動きが急速に広がっていきます。

1776年にはトーマス・ジェファーソン(Thomas Jefferson)を中心に、ジョン・アダムズやベンジャミン・フランクリンらからなる委員会が独立宣言を起草しました。

そして同年7月4日、第二次大陸会議で独立宣言が正式に採択されます。

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「アメリカ独立宣言」(ジョン・トランブル画、1819年)/ Credit: ja.wikipedia

宣言にはイギリスから離脱する理由だけでなく、「すべての人間は平等に造られている」とし、人間には「生命、自由、幸福の追求」といった権利があるという思想が掲げられました。

これは後の民主主義や人権思想にも大きな影響を与えることになります。

しかし、宣言を採択しただけでは各地の人々には伝わりません。

そこで採択直後から文章が印刷され、各植民地へ急いで送られました。

有名なのが、フィラデルフィアの印刷業者ジョン・ダンラップ(John Dunlap)が1776年7月4日に印刷した「ダンラップ版」と呼ばれる大判印刷物です。

この初期の印刷物は現在、わずか26部しか残っていないとされています。

こうして独立宣言は印刷物として各地に運ばれ、人々の前で読み上げられていったのです。

次ページ250年前、町書記官が記録簿に書き写した「独立宣言」

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