では、見落としは何で決まるのか?

研究を伝えた記事は、見落としが人ごとの安定した違いよりも、その場で求められることや状況の作りに左右されるのかもしれない、と見ています。
見落としは、決まった人に起こる弱点というより、その場の状況しだいで起こるものなのかもしれません。
ただし、状況の影響についても、今回の結果はすっきりしていません。
図形の動きを数える課題では、やさしい条件でも難しい条件でも、気づいた人はどちらも約45%でした。
「本来の作業が難しいほど見落としが増える」というよく知られた結果は、今回は再現されなかったのです。
研究を伝えた記事は、いくつかの限界も挙げています。
オンラインの実験だったため条件の管理に限りがあり、参加者には高齢の人が比較的少なかったといいます。
また、一度課題を経験した人は内容を覚えていて、次は予想外のものをわざと探すかもしれないため、同じ人の見落としを何度も測るのは難しいそうです。
待ち合わせで友人を素通りしてしまっても、自分の頭のせいにして落ち込む必要はなさそうです。


























