「声」から「認知の低下」を早めにしる手がかり
「声」から「認知の低下」を早めにしる手がかり / ※画像はイメージです。Credit: Generated by Codex (gpt-image), ナゾロジー編集部
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「声」から「認知の低下」を早めに知る手がかり (2/2)

2026.10.02 17:00:00 Friday

前ページなぜ「声」と「頭の働き」が結びつくと考えられたのか

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声の障害と難聴、認知機能の低下とより強く結びついていたのは?

声の障害と難聴、認知機能の低下とより強く結びついていたのは?
声の障害と難聴、認知機能の低下とより強く結びついていたのは? / ※画像はイメージです。Credit: Generated by Codex (gpt-image), ナゾロジー編集部

調べた患者は、声の障害のグループと比較相手を合わせて83万3417人にのぼりました。

その結果、声の障害と診断された人では、認知機能の低下が新たに起こるリスクが、比較相手の約1.29倍になっていました。

以前ナゾロジーではこういう記事も紹介しています(チーズとワインは認知機能の低下を防ぎあう「最強の組み合わせ」だと判明!)

一方、難聴だけの人のリスクは、声の障害の人よりわずかに低いものでした。

難聴のない声の障害の人と、難聴だけの人を直接比べても、声の障害の人のリスクは約1.26倍でした。

そして最もリスクが高かったのは、声の障害と難聴を両方抱える人たちでした。

このグループのリスクは、比較相手の約2.04倍、難聴だけの人の約1.55倍にあたります。

なお、声の障害のある人どうしを比べると、難聴があるかないかで、はっきりした差は見られませんでした。

チームは、声の障害は難聴だけよりも強い「早めの目印」になる可能性があると結論づけています。

ただし、今回わかったのは両者が結びついているということで、声の障害が頭の衰えを引き起こすと示されたわけではありません。

チームは、耳鼻咽喉科や、家庭医・内科の診察が、認知機能を調べる入り口になりうると述べています。

また、早めに声を治療することで頭の働きに良い効果があるかどうかは、これから調べる必要があるとしています。

声のかすれを「そのうち治る」と聞き流さずに耳を傾けることが、自分や家族の変化に気づくきっかけになるかもしれません。

とりあえず今日からは、家族の「ちょっと声が変じゃない?」に、むっとせず素直にお礼を言うことにしましょう。

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