成績が伸びたのは、ミニ脳を何個つないだネットワークか?

結果は、はっきりと分かれました。
2週間の繰り返し刺激のあと、信号を見分ける成績が有意に上がったのは、ミニ脳を3つつないだネットワークだけでした。
1つだけのミニ脳も、2つつないだネットワークも、有意な向上は示しませんでした。
つまり、今回比べた1つ・2つ・3つの組み方のうち、この課題で「練習の成果」がはっきり確かめられたのは、3つつないだ場合だけだったのです。
しかも、3つつないだネットワークの中では、成績の向上と並んでいくつかの変化が起きていました。
まず、どの信号が入ってきたかによって、いつ・どこで反応が起きるかのパターンが変わるようになりました。
次に、ミニ脳の内部のつながりと、ミニ脳同士をまたぐつながりが、それぞれ違う形で磨かれていきました。
さらに、刺激に対する反応のスピードも速くなっていました。
刺激を与えていない時の自発的な活動でさえ、ネットワークの中を決まった向きに伝わるようになっていました。
バラバラに鳴っていた楽器が、練習を重ねるうちに一つの合奏として流れ始めたようなものです。



















