第3位
第三位は、同じくイギリスのマイケル・ピカードさんとガプリート・シンさんの「ヘビ の目の錯覚(The Worm’s Eye View Illusion)」という作品。
これは、ヘビの縞模様が2つの色の点滅だけである方向に動いて見えるというものですが、それだけではなく縞模様の色調を変化させることで縞模様の動く方向が逆向きに変化するのです。
このような方向の変化が起こるのは、私たちが前景として目立つ色と背景として目立たない色を自然に見分けているからだそう。そしてこの色調を相対的に明るく変化させることで、前景として目立つ色が自動的に方向を決めているのです。