嗜好品
飲み物といえば、アルコールは脳に悪いですよね。
しかし、私たちの身の回りにいる知能の高い人はアルコールに溺れやすいのです。
イギリスとアメリカのどちらでも、知能の高い子どもたちは、より多くのアルコールを消費して成長する傾向がありました。
同様に、6713人の11歳の子どものIQを評価した研究で、その後42歳まで追跡した結果、大麻やコカイン、覚醒剤や幻覚キノコにおいても同じような結果が得られました。
なぜ賢い人達が体に悪いかもしれない物を求めるのでしょう?
サバンナIQ相互作用説として知られている仮説では、賢くなるとより新しい価値や好みを持つように進化することが示されています。
例えば、私たち多くにとって、昼間がよく働ける時間ですので、新しい環境は夜ということになります。
なので、この仮説が予測するのは夜ふかしをする人が賢い人であるということです。そして、青少年の健康に関する傾向研究も、この説を裏付けています。