・日本の小惑星探査機「はやぶさ2」が小惑星リュウグウへのタッチダウンに成功
・リュウグウの表面のサンプルの採取にも成功
・宇宙の歴史の解明に大きな前進
初号機の背中は偉大でしたね……2も無事帰還してくれることを祈っています。
JAXAから、小惑星探査機「はやぶさ2」が小惑星リュウグウの表面に着陸成功したことが発表されました。小惑星への探査機着陸、サンプル回収は前回の「はやぶさ」以来の世界2度目の快挙です。
小惑星リュウグウへのタッチダウン
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は22日、小惑星探査機「はやぶさ2」が地球から約3.4億キロメートル離れた小惑星「リュウグウ」へのタッチダウンに成功したことを発表しました。さらにタッチダウンとともに、探査機に搭載されている地表サンプル採取機構も動作したと発表されました。
この機構は地表へ金属弾丸(プロジェクタイル)を射出し、着弾によって舞った塵を回収するというもので、前回の小惑星探査機「はやぶさ」では正常に動作せずに終わったものであったため、注目を浴びていました。
小惑星リュウグウは大きさが900m程度で、地球などの大きなサイズの惑星のように惑星の原材料が溶けて混ざっていない可能性があります。そのため太陽系が誕生した時やその後の進化・発展のを探るために必要な情報を持っていると考えられています。またさらにリュウグウの岩石には水や有機物が含まれているとされ、生命の起源の謎にも迫れる可能性を持っているのです。