数年前から、「毒親」と呼ばれる「子どもの人生を支配しようとする親」が問題になっています。
毒親にありがちなのが、子どもに自分の理想の人生を背負わせようとするなど、「親子の境界線」を無視してしまうこと。心理学者によると、親子の衝突の原因で最も多いのが、親が子どもの境界線を侵害することのようです。
それでは、親はどのようにして子どもと関わっていくべきなのでしょうか。ここでは、心理学者が提唱する9つの親子ルールをご紹介します。
1. 「褒める」を織り交ぜる
誰でも批判されたくはありません。親からの批判を受けて子どもがいらだちを感じると、子どもは親とのコンタクトを避けるようになり、結果として言うことを聞かなくなります。叱りたくなる気持ちはわかります。しかし、褒めるといった行為を上手に織り交ぜることで結果は全く違うものになります。