鏡像世界に取り込まれた中性子
なんだか世にも奇妙な物語のネタみたいだが、実は中性子の寿命の問題は、中性子が鏡像世界に取り込まれミラー中性子に変異してしまったためではないかという説が浮上している。
寿命で消えたのではなく、ミラー中性子に変わったのを勘違いしてカウントしているために、結果がずれるというわけだ。
実際こういった現象は別の実験で確認されており、中性子が忽然と実験装置の中から消えてしまうことがあるというのだ。
中性子実験の不思議な誤差は、気づかぬうちに物理学者たちが見えない鏡の世界のポータルを開いてしまったために起こっているのかもしれない。