さらに7000年前の地下施設も
遺跡では様々なものが発見されました。儀式用の施設や焼け焦げた動物の骨(生贄の証拠)、無数の陶器類の欠片、火打ちの道具、石の容器の他に、人の頭を象った小像もみつかっています。
また、居住宅や多様性を持つ施設、さらには公共施設の跡からは、ヒエラルキーを保ちながら組織されていた当時の社会の光景が浮かび上がってきます。
そして当局は、今回の発掘作業の際に考古学者らが都市の居住群の地下に、当時よりもさらに遡った約7000年前の施設の証拠を発見したと語っています。
都市の近くには2つの水源地があり、当局は、それらの存在が当時の人々をこの場所に引きつけていた可能性が高いと推測しています。