「アメとムチ」はハチにも効果的
実験の結果、報酬と罰の両方による訓練を受けた1つ目のグループは、ただの偶然では説明できないほどの高確率で4個の図形が描かれた画像を選ぶことが明らかになりました。
たとえば4個の図形と5個の図形がそれぞれ描かれた画像のどちらかを選ぶ際、このグループの59%が前者を選択しました。このことは、ハチが4以上の数を理解できることを示唆しています。
それに「アメとムチ」の手法が効果的だなんて、人間や他の動物との共通点を感じますね。甘い花の蜜が大好物のハチにとって、にが〜いキニーネはよっぽど嫌だったのでしょう…。