5:青から赤紫へ。鮮やかな色変わりゼリーを作ろう
材料
バタフライピーティー(花10個ぶん)、水(250ml)、砂糖(大さじ1)、粉ゼラチン(5g)
作り方
水を沸騰させたら、ごく弱火にしてバタフライピーティーを入れて、色を抽出します。花をこした液に(ティーパックの場合は不要)砂糖を溶かしたら火をとめて、粉ゼラチンを入れて溶かし(沸騰させない)、あら熱がとれたら容器に流し込み、冷蔵庫に入れて冷やし固めます。
できあがりの印象
鮮やかな青いゼリーに。着色料ではなく、天然の色でここまで鮮やかな「青」になるのは、ちょっと感動ものです。
色はどう変わるか?
ホットケーキに使った、ハチミツレモンシロップをかけてみました。予想と期待としては、ピンク色に変わっていく…だったのですが、変色せず! 残念ながら、失敗です。ぐるぐる混ぜてもダメでした。
なお、バタフライピーティーを飲んだことがない方もいると思いますが、バタフライピーティー自体の味はほとんどないので、シロップのままの味になります。
ただ、「ピー(pea)」という名前のとおり、マメ科の花なので、わずかに豆の風味がします。筆者はみつ豆の寒天に似た味わいを感じるので、寒天で固めて黒蜜をかけるのもありかもな…と思います。
考察とパーティメニューにするポイント
なぜ失敗したのか考えてみると、ゼラチンで固めたので、中まで酸性のシロップが浸透しなかったのでしょう。また、きれいな色を出そうと濃く抽出しすぎたのも失敗の要因だと思います。ごく薄い水色くらいにとどめ、ギリギリまでゆるく固めれば変色してくれる可能性はあるかもしれません。
素直にお茶として出すほうがいいかもしれませんね。これなら、ぱっと色が変わりますよ!