1:怪しい紫色からピンクになるシチュー
材料(約4人分)
紫キャベツ(1/6)、ベーコン(1パック)、玉ねぎ(1/2)、ジャガイモ(1個)、ニンジン(2/3)、シチューのルウ(4皿ぶん)、牛乳(約200ml)
作り方
まずは、怪しい色のシチューを作ります(参考レシピ:ACOGARDEN / cookpad)。
基本的にシチューのルウのパッケージに書いてある作り方にならいます。ただ、色素をよく出すべく、紫キャベツを1cmくらいの幅に切り、水を鍋に注いだ段階で投入し、よく煮込みました。
また、ハロウィンらしくジャガイモとニンジンは、お化け、猫、コウモリの型で抜きました。ジャガイモのお化けはわかりにくいですが。
ルウと牛乳を入れて混ぜると、昔懐かしい『ねるねるねるね』のCMみたいです…。「イーッヒッヒッヒ」と言いたくなるかも。
できあがりの印象
盛り付けたときの見た目のインパクトは、個人的にはそれなりだなという印象。牛乳が中性なので、青色や赤色に偏らず、紫色になりました。
シチューだとベースが牛乳です。ミルク系のスイーツで、紫っぽい色をつけることってありますよね。シチューとすると違和感がある色ですが、まだ食べ物だな…と脳が認識します。
色はどう変わるか?
100円ショップでもよく売っている、レモン汁風の調味料を垂らしてみました。5分ほどたつと、垂らした部分が蛍光ピンク色に。
考察とパーティメニューにするポイント
大量の水分に対して、紫キャベツの色素で色をつけなければなりません。せっかくの着色が薄く広がってしまうので、おどろおどろしい濃い色を求めるには、かなり多めに紫キャベツが必要です。作るときは魔女っぽくてテンションが上がりますが、コスパ感はいまひとつ。味は、ほぼロールキャベツ入りシチューです。
色変わりに5分ほどかかるので、ぱっと色が変わって驚かせることはできません。それぞれのお皿に盛りつけて、ところどころ装飾のために変色させておくという使い方が良さそうです。冷めるので、食べる直前にレンジで温め直すか、冷製ポタージュなどにすると美味しく食べられるでしょう。
演出するなら、今回のように野菜を生き物の形にして、レモン汁で血しぶきのような演出をするのはいかがでしょうか。あるいは、事件現場の絵にするとかですかね。