先月の「ベスト3」実際にどう見えた? レポート
2月の「星の見どころベスト3」ですが、筆者はいずれも観測に挑戦しました。
「Best3」の水星の観察は、数日にわたって成功。水星の面白い雑学とともに、別記事で紹介しています。
「Best2」の三日月と金星の接近は、ちょうど天気が回復してよく見えました。
スマホでも、こんなにはっきり写るので、SNSにアップした方も多そう。今月も「三日月と金星の接近」は3月27日~29日にかけて見られるので、注目です。
そして「Best1」の惑星と2つの星団の並びですが、観察はできたものの、筆者の自宅からだと建物の影になって高度の低い土星は見えませんでした。
そこで、同様に観測をしていた星のソムリエ®の同期から提供してもらった写真が以下。右側から釣り針みたいな形のさそり座、火星、月、木星、土星と見えます。
なお、筆者は双眼鏡で火星の近くにあった2つの星雲の観測に挑戦しました。三列星雲は目をこらしてもわかりませんでしたが、干潟星雲はぼやっとしたものを感じました。
関東の冬は晴れの日が多いのですが、そんな冬も終わりが見え、雨の日も増えてきています。
でも、今月の「Best1」と「Best2」は観察チャンスが数日あるので、1番ベストな日の天気が悪くても、あきらめずに挑戦してみてください。