脳活動を測定して、人気が出る曲を発売前に予想する
今回、聴き手は脳の活性を測定すると同時に、どの演奏をどれだけ気に入ったかについても、7段階で評価してもらいました。
その結果、聴き手が演奏に高評価を下すのは、演奏者と聴き手の左側頭皮質が同時に強く活性化している時だということがわかりました。
この結果が本当なら、ある演奏曲が世間に出回って人気が出るかどうかを、テストグループを使うことで事前に判断可能になります。
またこの技術が商業音楽世界で普及すれば、販売前であっても、営業リソースを集中する有望な新曲を決定できるようになるはずです。
もしかしたら未来の世界では、どの曲が売りに出されるかは、機械による一元化された脳活動の測定によって決まるのかもしれませんね。