小惑星はそらせるのか?
ディディモスBにこの「インパクター(衝突装置)」が衝突した場合、小惑星の軌道速度を毎秒約0.5ミリメートル変化させると予想されています。
これにより、ディディモスBの自転周期が変化し、それは地球上の望遠鏡からも検出可能になります。
また、小惑星の表面には幅約20メートルのクレーターを残すことになるそうです。
この科学の粋を尽くしたDART宇宙船は、衝突時に破壊されてなくなってしまいますが、ESAはこの実験に伴って、2024年にはヘラと呼ばれる探査機で、小惑星に与えられた影響を調査しに向かい、この一連の装置が果たした成果を確認するといいます。
これでもう、いつ小惑星が地球を襲っても安心ですね。
https://nazology.kusuguru.co.jp/archives/46508