血管を守るためにできることは健康維持
今回の研究成果により、新型コロナウイルスの正体はただの肺炎ではなく「全身性血管炎症」であることがわかりました。
そのため、感染した患者が高齢者や血管系にかかわる持病がある場合は、優先して血管を保護する必要性が生じます。
リスクを抱えた感染患者の救護には、既存の血管保護の医療技術が役立つ可能性があります。
また現在、生活習慣病などに陥っている人は一刻も早く健康体に近づくことが、ウイルス感染による症状の重篤化を避ける一番の手となります。
ウイルス対策で生活習慣病から抜け出せるなら、一石二鳥と言えるかもしれません。
研究内容はチューリッヒ大学のズザナ・ヴァルガ氏らによってまとめられ、4月20日に、世界五大医学雑誌の一つである「THE LANCET」に掲載されました。
https://www.thelancet.com/journals/lancet/article/PIIS0140-6736%2820%2930937-5/fulltext#
https://nazology.kusuguru.co.jp/archives/56567