ポーランドのクラフクにあるヤン・マテイコ美術アカデミーのアンナ・ミツコフスカ氏が、facebookにペーパータオルで簡単に作れる「オリガミマスクの作り方」の動画を掲載しました。
この日本の伝統「折り紙」技術を用いた「使い捨て保護マスク」が、海外でも話題になっています。
完全に使い捨てで、従来のマスクほどの機能はありませんが、顔を触ってしまったり、飛沫が直接顔に付着することは防げそうです。
ペーパータオルでオリジナルマスク作成
用意するものは、ペーパータオル、ホチキス、輪ゴム2つです。
最初に、長方形のペーパータオルを用意します。2区切りが丁度よいかもしれません。
①短辺と長辺が重なるように折ります。
もう片方も同様に折り、二等辺三角形を作ります。
②次に、三角形の短辺と長辺が重なるように折ります。
折り目ができました。
もう片方も同じようにして、それぞれの折り目の交点を作ります。
③そして、長辺と交点を重ねるように折り、折り目を作ります。
④続いて、角と角を重ね合わせるようにして、三角形を半分に折ります。
⑤「折り目③」に直角を重ねるように折った後、元に戻します。
これで折り目が付きました。
⑥先ほど作った「折り目⑤」と「折り目③」を重ね合わせるようにして、新たな折り目を作ります。
ひっくり返して、「折り目⑥」を逆方向にも折り、その後元に戻します。これで、「折り目⑥」が強調されました。
⑦一旦持ち上げたら、「折り目⑥」が谷になるよう、「折り目⑥」の少し上を掴んで下に押し付けます。
更に押し込んで「折り目⑥」の谷で折ると、「折り目③」が山になるので、全体をしっかりとプレスしましょう。
⑦一旦、テーブルに置いて、指差しているポイントと下の角が重なるように、折ります。
⑧続けて、今できた三角形の長辺と短辺を重ねるように、手前に折り返します。その後、元に戻しましょう。折り目が付きました。
⑨小さな三角形を「折り目⑦」で手前に持ち上げます。その後、指を中に入れて開き、しっかりとプレスします。
⑩全体を裏返して、指差している「折り目⑧」を谷になるように折り返します。
⑪そのまま持ち上げて、開きます。
開いた後、上から見ると、小さな三角形が飛び出ているのを確認できます。
その三角形を中に折り込んでください。
マスクの形に近づいてきました。
⑫さて、開いたマスクを再度閉じてください。その後、指差している鋭角と下の角を重ね合わせるように折り曲げます。
輪ゴムを引っ掻けて、
鋭角を下の袋状になっている角の中に入れます。
そのまま、重なった部分をホチキスで留めましょう。
開いてみると、折り込んだ三角形がホチキスで留まっているのが分かります。
もう片方も、同じように輪ゴムを引っ掻け、ホチキスで留めます。
⑬完成です。
手作りの使い捨てマスクにしては、非常に完成度が高いものができました。
手拭いなど他の素材で応用することもできるようなので、ぜひ試してみてくださいね。