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どんな体勢からも”ひとりで起き上がる”不思議な物体「Gömböc(ゴムボック)」 (3/3)

2020.06.18 Thursday

前ページ平衡点の最小数の物体「Gömböc(ゴムボック)」

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ゴムボックを取り入れていた亀

自動起き上がりの形状「ゴムボック」が発見されたことにより、その性質を取り入れていた自然界の動物も明らかになりました。

通常の亀はひっくり返った時に自然と元に戻ることはありません。手足や頭を伸ばしてなんとか対処しているのです。

しかし、インディアンスタータートルなどの少数の亀は、甲羅の形状がゴムボックに似ており、自分の力をほとんど使用せずに起き上がることが可能。

画像
Credit:commons/wikipedia

人間がやっとたどり着いた数学的極地にある物体ゴムボック。これを亀は最初から採用していたわけですから、生物の謎はさらに深まっていきますね。

さて、今回紹介したゴムボックは一見シンプルな「起き上がりおもちゃ」ですが、そこには論理的な思考と自然の不思議が詰まっています。

部屋のオブジェクトや贈り物にもピッタリなので、入手してみてはいかがでしょうか。

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reference: laughingsquid / written by ナゾロジー編集部
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