ゴムボックを取り入れていた亀
自動起き上がりの形状「ゴムボック」が発見されたことにより、その性質を取り入れていた自然界の動物も明らかになりました。
通常の亀はひっくり返った時に自然と元に戻ることはありません。手足や頭を伸ばしてなんとか対処しているのです。
しかし、インディアンスタータートルなどの少数の亀は、甲羅の形状がゴムボックに似ており、自分の力をほとんど使用せずに起き上がることが可能。
人間がやっとたどり着いた数学的極地にある物体ゴムボック。これを亀は最初から採用していたわけですから、生物の謎はさらに深まっていきますね。
さて、今回紹介したゴムボックは一見シンプルな「起き上がりおもちゃ」ですが、そこには論理的な思考と自然の不思議が詰まっています。
部屋のオブジェクトや贈り物にもピッタリなので、入手してみてはいかがでしょうか。
宇宙、素粒子、AI、遺伝子、歴史、心理学など、様々な角度から身近な「謎」を追求しています。
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