最悪のマスクは「Tシャツ」「スカーフ」だった
「そもそもマスクと言えない」わけですが、Tシャツやスカーフで鼻や口を覆っている人を見かけることがあるのではないでしょうか?
また、それらを材料として自家製マスクを作る場合もあるでしょう。
しかし研究では、これらは新型コロナウイルスの大小粒子をブロックするのに最も効果的でない材料とされています。
「スカーフと綿のTシャツ」マスクの装着者は、新型コロナウイルスに30秒さらされる環境では感染リスクを約44%減少させ、20分間さらされた場合では感染リスクを24%減少させたようです。
他のマスクと比べると、感染リスク低減割合が非常に低くなっています。
もちろん、マスクをしないよりはマシですが、「マスクをしている風」で安心すべきでないことは明らかですね。
現在でも新型コロナウイルス感染は拡大し続けています。1度収まった地域でも再度広まる傾向があり、効果的なマスク選択が引き続き必要だと言えるでしょう。
研究の詳細は6月2日、「The Journal of Hospital Infection」に掲載されました。
https://www.ncbi.nlm.nih.gov/pmc/articles/PMC7264937/#!po=41.6667
https://nazology.kusuguru.co.jp/archives/59847
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