地球で最も貧しい栄養環境にも生命がいたという事実
今回の研究により、地球上で最も栄養が少ない場所でさえ、生命が存在していることがわかりました。
このことは地球以外の惑星でも、地球の最低環境を上回る場所がみつかれば、生命の存在が期待できることを意味します。
また海底の地層内部から発見された微生物の進化速度は、地表の生物と比べて非常に遅いと考えられており、これら海底の微生物を調べることで、古代生物の正体に迫れる可能性もあります。
研究内容は日本の海洋研究開発機構のYuki Morono氏らによってまとめられ7月28日に学術雑誌「nature communications」に掲載されました。
https://www.nature.com/articles/s41467-020-17330-1