触手の数は遺伝子では決まらずエサの豊富さで決まる
実験を進めた結果、イソギンチャクの触手の数を決めていたのは遺伝子ではなく、エサの豊富さであることがわかりました。
また幼年期からの継続的な観察によると、新しい触手が成長するのはイソギンチャクが幼いときだけはないようです。なんと大人になってからでも、環境によって触手の数を増やせることも判明しています。
また上の画像のようにイソギンチャクの触手は常に2本ずつ対になって生成されるために、常に触手の数は偶数になっています。
もし人間でも同じことができるなら、食べれば食べるほど腕や足が増えてしまうことになるでしょう。