AIによって作詞作曲が可能に
AIによって作詞作曲が可能に / Credit:depositphotos
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クリエイティブAI「GPT-3」は人間を超越する。作曲AIと組んで”完全AI生成の曲”まで完成(音源あり) (3/3)

2020.10.17 Saturday

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AIが曲を作る時代=クリエイティブ産業の死なのか?

Jukeboxは楽曲を生成できる
Jukeboxは楽曲を生成できる / Credit:depositphotos

AIは詩を生成するだけにとどまりません。

GPT-3を開発したOPenAIは、最近、新しい楽曲を自動生成するAI「Jukebox」も開発しています。

Jukeboxは120万曲のデータによってトレーニングされており、ジャンル、アーティスト、歌詞を入力することで、ゼロから作成された新しい曲を出力できるとのこと。

つまり、「有名アーティスト○○風」の新しい楽曲を簡単に作成できてしまうのです。

そして、GPT-3で生成した歌詞とJukeboxで生成した楽曲を合わせることもできてしまいます。

実際、nshepperdという名前のユーザーは上記で紹介した詩「THE UNIVERSE IS A GLITCH」をデビッド・ボウイ風のロックソングに変換しました。

以下の曲は全てがAIによってつくられた曲です。

もちろん現段階では、楽曲としてこのまま利用できないと思われるかもしれません。しかし、人間が少し調整すればどうですか?さらにAIの精度が向上するとどうなるでしょうか?

AIを恐れる人々がいるのも不思議ではありません。

今後、世界中でAIによる詩、楽曲、物語などの創造作品が簡単に作られ、人間作と見分けにくいAI作品で溢れかえってしまうでしょう。

人間が作った作品はAIによって埋もれてしまうのです。それは事実上、クリエイティブ産業の死なのかもしれません。

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