Best1.19日(木)三日月と木星、土星が共演
今年は木星と土星が仲良く並んで目を楽しませてきましたが、日に日に沈む時間が早くなっています。
とはいえ、暗くなってきた頃にすぐ見れば、まだ高度20°以上にあるため、十分観測できるでしょう。
そんな木星と土星と三日月が、11月19日(木)に日没から1時間後の空で共演して見えます。
何度か木星と土星と月の共演は、この「今月の星の見どころ」でご紹介していますが、木星と土星は12月の下旬にかけて日々近づいていっているため、月と合わせた3天体は以前よりぎゅっと集まった位置で見られます。
8月の下旬の観望会で、「握りこぶし横1つ分の間隔をあけて並ぶ明るい星が、木星と土星」とお客さんに解説したのですが、この記事の執筆現在は、握りこぶし3分の2くらい(中指、薬指、小指ぶんの幅)になっています。
11月の下旬になれば、いっそう近づくはずですね。どんどん狭くなる木星と土星の間隔にも注目してみてください。
1位にした理由
Good!:キレイな天文現象で間違いない、三日月と惑星の接近が2惑星で見られる。また、宵の空の木星と土星はそろそろ見納め
Bad!:のんびりしていると、すぐ沈んでしまう