1000年近く前に建てられた教会
イギリス政府は現在、ロンドンからバーミンガム、そしてイギリス北西部の地域をつなぐ高速鉄道路線の敷設計画「HS2(High Speed 2)」を進めています。
そのための土地調査で訪れたバーミンガムシャーの村ストーク・マンデヴィルにて、魔女の印が刻まれた教会跡が見つかりました。
HS2の主任考古学者であるマイケル・コート氏は「この教会はかつての村の領主が私的な礼拝堂として1070年頃に建てたもの」と説明します。
その後、教会は1340年代に地元礼拝者のために拡張されましたが、1860年代に新しい教会が村に建てられたことで取り壊されました。
それでも発掘された教会跡は、多くの部分が良好な状態を保っており、壁は1.5メートルの高さまで、床はほぼ無傷な状態で発見されています。