血液成分は4年前から兆候を示していた
計算結果が導き出した2つの血液成分が、本当にアルツハイマー病を予測できるのか?
仮説を証明するために研究者たちは募集を行い、物忘れなどの軽度の認知症を患う平均年齢71歳の573人(アルツハイマーではない)から採血を行い、長期の経時観察を行いました。
予測が正しければ2つの血液成分が多い参加者は高確率でアルツハイマー病になるはずです。
結果は時間が過ぎるにつれて、より明白になっていきました。
2つの血液成分による判定は、個々の患者が4年以内にアルツハイマー病を発症するかどうかを約90%の精度で予測できていたのです。