採血でアルツハイマーになるかを最大4年前から予測可能
採血でアルツハイマーになるかを最大4年前から予測可能 / Credit:canva
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アルツハイマー病は予測できる、血液検査により「発症の4年前から判定可能」に! (2/3)

2020.12.01 Tuesday

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血液成分は4年前から兆候を示していた

2つの血液成分を調べるとアルツハイマーになるかがわかる
2つの血液成分を調べるとアルツハイマーになるかがわかる / Credit:canva

計算結果が導き出した2つの血液成分が、本当にアルツハイマー病を予測できるのか?

仮説を証明するために研究者たちは募集を行い、物忘れなどの軽度の認知症を患う平均年齢71歳の573人(アルツハイマーではない)から採血を行い、長期の経時観察を行いました。

予測が正しければ2つの血液成分が多い参加者は高確率でアルツハイマー病になるはずです。

結果は時間が過ぎるにつれて、より明白になっていきました。

2つの血液成分による判定は、個々の患者が4年以内にアルツハイマー病を発症するかどうかを約90%の精度で予測できていたのです。

次ページ軽い物忘れをきっかけにアルツハイマー病になるのを食い止める

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