貧乏ゆすりは「幸せホルモン」を生み出す?
フィジェッティングは、ある時にはストレスを減らし、ある時には集中力を高めるのに役立ちます。
中でも貧乏ゆすりは、最近になってかなり多くのプラス効果を持っていることがわかってきました。
例えば、”幸せホルモン”と呼ばれるセロトニンは、音楽に合わせたストレッチやダンスなどの「リズム運動」で分泌が促進されます。
そして、このリズム運動に、足を規則的に上下させる貧乏ゆすりも含まれるのです。
セロトニンは、気分向上、感情のコントロール、ストレス軽減に深く関係しています。
睡眠不足や不規則な生活でセロトニンが不足すると、気分が落ち込み、ストレス障害や不安症、睡眠障害に陥ることがあります。
また、貧乏ゆすりは、足の血流のめぐりを良くする働きがあり、座る時間が長い人にもオススメです。
この他にも色々なフィジェッティングがありますが、それぞれの具体的な効果は貧乏ゆすりほど明らかになっていません。
シュヴァイツァー氏は「どのフィジェッティングに最もリラックス効果や、集中力を高める効果を感じるかは、自分で試して模索するしかない」と話します。
中には、指先でつまんでクルクル回転させる「ハンドスピナー」に大きな効果を感じる人も多いようです。
フィジェッティングを日常の中で上手く活用すれば、タスクの効率アップが期待できるでしょう。