毎日のコルチゾール曲線を監視し、病気を未然に防ぐ
研究チームによると、「体内のコルチゾールは、朝が最高レベルであり夜には最低レベルになる」とのこと。
そして「ストレスは、1日のコルチゾールリズムを乱し、コルチゾールレベルの異常な増加をもたらすおそれがある」と付け加えています。
そのためパッチを装着するなら、1日にどれだけ大きなストレスを経験しているか、また自分のコルチゾール曲線が一般的な曲線や以前の記録と比べてどれだけ乱れているか、簡単に知ることができます。
とりわけ慢性的なコルチゾールリズムの乱れは、肥満、心臓病、アレルギー、うつ病、燃え尽き症候群などに関係してきます。
パッチを活用するなら、深刻な病気になってしまう前に、ストレス対処へと踏み込むことができるでしょう。
また、取り組んでいるストレスケアがどれほど効果的か判断するのにも役立ちます。
今後、研究チームは地元の病院でテストを行なう予定です。