CC型は結婚に強い満足を感じている
結婚満足度を決めている要因は何か?
その手掛かりは「愛の蛇口」遺伝子(CD38)の内部に存在する、個人差が多く存在する塩基対にありました。
上の図のように、この特定部分がCC型である人間は、他の型(AC・AA)に比べて結婚後の満足度が新婚の時点から既に高く、三年後の段階でも優位を保っていました。
またCC型は他の型よりもパートナーに対する感謝の念や信頼度が高く、さらにパートナーの行いに対してより寛容的であることが、アンケート調査でも判明します。
この結果は、結婚に満足できるかどうかは、相手の地位や財産、さらには容姿などといったの個人特性を超えた、自分自身の遺伝的な素質が重要であることを示します。
また興味深いことに、上の図からは、遺伝型による影響が、女性よりも男性のほうが大きいことが読み取れます。